Fire Commander!
Fire Commander
ある授業でUnityを使ってコンテンツを発表する機会がありました。このとき、ちょっと新しいことに挑戦したいと思いスマホVRを制作しました。
ちなみに、授業の発表までには完成はしませんでしたが何とか形を作ることは出来ました。そして一番授業で受けたと思います。
・コンセプト
今まで様々な機会でVRコンテンツを制作してきましたが、以下の問題を感じていました
- お客さんの待ち時間が長い
- VIVEでは小さい子供はプレイできない
- PC、VIVEの持ち運びが大変
ハコスコ等に入れるとタッチ操作が出来ない!! 視野角しか入力がない!!
そこで、次のコンセプトを決めました。
- 声による入力
- 簡単かつ楽しいコンテンツにする
- 子供でも楽しめるものにする
・声による入力
マイクの入力をするために色々な記事を探しました。意外とすぐ見つかりました。機械学習をして音声を判断.....などはまだわからないので音声の大きさで判断するようにしました。
・簡単かつ楽しいコンテンツにする & 子供でも楽しめる
簡単にかっこいいことができるようにすることを毎回意識していますが今回も同じように考えました。スマホVRのシューティングゲームではただ弾を飛ばすだけのコンテンツだと絶対に難しいと思い、エースコンバット的なロックオン、ミサイルだったらかっこよく、そして簡単になると考え実装しました。
画面中央にサイトを作りその中に敵が入るとロックオンされて「撃て!」というとミサイルがかっこよく飛んでいくようにしました。ロックオンの実装ではカメラ座標を学びました。
その他こだわったところ
上記以外に使った機能として
- フラグメントシェーダー (UIの横線等)
- Editor拡張 (敵の編集)
- UniRx (Update関数をなるべく使わない)
フラグメントシェーダーを使ってUIを少しかっこよくしました。これはちょっと前にVRChatで影響されて勉強したことで使うことができました。
個人的には一番気に入ったのがEditor拡張でした。毎回毎回一番悩むことが敵の配置、動きでした。それをいかに簡単に、そして丁寧に出来るようにするか考えEditor拡張に手を出してしまいました。結果、簡単に群れをなしたりや対称的に動く敵集団を簡単に作ることが出来ました。
UniRxは周りで使い始める人が結構いたので勉強がてら使おうと決めました。UniRxを使って感じた利点は、Updateを使わなくていい!処理が複雑にならない!ってところでした。
最後に
今回のコンテンツは多くのことを勉強させられたコンテンツでした。Editor拡張がこんなにも難しく、かつ便利なのかが一番の収穫かもしれません。このコンテンツは今後、様々なイベントで展示することになるのでレビューを頂くたびに少しずつ改良したいです。
遅くなりましたが、今回のコンテンツでモデルを提供して下さった方々にお礼を申し上げます!